hinatabocco guesthouse

hinatabocco guesthouseは、これまでに200人以上の方々に関わっていただきながら、少しずつ手を入れてきた古民家の宿です。丁寧に改修された空間には、ゆっくりと眠れるベッドやハンモック、ダブルマットレスやお布団もご用意しており、お好みに合わせて心地よい眠りをお楽しみいただけます。

私たちは、このリアルな「古民家」という場を通じて、地方が抱える課題にも向き合っていきたいと考えています。
「はじめまして」の人も、「おかえりなさい」の人も。まるで慣れ親しんだ実家に帰ってきたような、安心できる空気の中で、それぞれの“らしさ”を取り戻せるような場所を目指しています。


若者たちが挑む、空き家再生プロジェクト

― 長野県・辰野町で始まった、新しい地域との関わり方

伊那谷の自然に囲まれた長野県・辰野町。どこか懐かしく、あたたかな空気が流れるこの場所で、20代の若者たちが中心となって、長年使われていなかった古民家を再生するプロジェクトが始動しています。

町の中心から少し離れると、空き家が点在し、地域の活気が薄れつつあるのも現実。そんな風景に、もう一度人の流れと笑い声を取り戻したい——そんな想いから、このプロジェクトは生まれました。


舞台は、かつての暮らしの記憶を残す木造の日本家屋

古くても、どこか優しさを感じるその空間を、現代の感性で“今の自分たちが心地よく過ごせる場所”へとアップデートしていく。
ただ「直す」のではなく、「手をかける」ことで新たな価値を吹き込む。DIYで壁を塗り、家具をつくり、庭を整える。そのひとつひとつが、仲間と一緒につくる時間になっています。


目指すのは、地域とつながる“ひらかれた拠点”

完成後、この場所はゲストハウスやカフェ、イベントスペースとして開かれ、旅人や地域の人がふらっと立ち寄れる場所になります。
観光地としてはあまり知られていない町だからこそ出会える、「ありのままの暮らし」や「人のあたたかさ」。
辰野町の魅力を体感できる“ディープな旅の拠点”として、新たな価値を生み出していきます。


テクノロジーが進化した今だからこそ、「ともに手を動かす体験」に価値がある

便利な世の中になった一方で、誰かと顔を合わせ、汗をかきながら何かをつくる機会は減っています。
このプロジェクトでは、仲間と壁を塗る中で生まれる気づきや、トラブルを乗り越えるチームワーク、そして完成した空間を見たときの達成感——
そんな**「人間らしい瞬間」**が、かけがえのない体験として心に残ります。


自分の言葉で語れる、未来につながるストーリー

このプロジェクトでの経験は、単なるボランティアにとどまりません。
「自分で考え、行動した」「人と協力し、場をつくった」というリアルなエピソードは、就職活動でも大きな武器に。
どんな職種でも評価されやすく、なにより“自分の言葉で語れる”ことが、強みになります。


辰野町で、新しい旅をはじめよう。

  • 地方で何かに関わってみたい
  • 観光ではなく、もっと深く地域とつながりたい
  • 人とのつながりを大切にしたい

そんな想いを持つあなたにとって、このリノベーションプロジェクトは、心に残る体験になるはずです。
古い空き家が、若い手によって再生され、新たな物語を紡ぎ出す——
それは、地域の未来をつくるプロセスであり、自分自身のこれからを見つめる旅でもあります。

Building

Before

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